ハロー!プロジェクトの人気アイドルグループ「アンジュルム」のメンバー、平山遊季さん(18歳)が2024年10月25日、自身が「ベーチェット病」と診断されたことを明らかにしました。
平山遊季さんは、最近続いていた発熱や倦怠感などの症状が原因で医師に相談した結果、この病気が判明したと述べています。
この記事では、彼女の病状やベーチェット病ついて詳しく見ていきましょう。
平山遊季さんってどんな人?
プロフィール
- 生年月日: 2006年7月25日
- 出身地: 神奈川県
- 血液型: A型
- 趣味: いろんなジャンルの音楽鑑賞
- 好きな音楽ジャンル: ハロー!プロジェクトの音楽全般、洋楽、K-POP
平山遊季(ひらやま ゆき)さんは、ハロー!プロジェクトに所属するアイドルグループ、アンジュルムの10期メンバーです。
彼女は2019年からハロプロ研修生として活動し、2021年12月30日に加入しました。
「ゆったん」や「ぺいぺい」のニックネームで親しまれ、メンバーカラーはライトグリーンです。
平山遊季さんの病状
平山遊季さんが、国の指定難病である「ベーチェット病」と診断されたことを10月25日にハロー!プロジェクトの公式サイトを通じて発表しました。
発熱や倦怠感などの体調不良が続いていたため、医師に相談したところ、この病気であることが確認されたそうです。
平山さんは、公式サイトで「経過を見ながら医師と相談の上、無理のない範囲で活動は続けてまいりますが、体調により急な予定変更の可能性もある」とし、ファンや関係者に対して理解を求めています。
また、彼女はブログでも心境を綴っており、「体調不良が続いていたので皆さんにご心配おかけしましたが、今回病気がわかって治療ができるようになったので、不安が除けて気持ちを落ち着けて活動できるようになりました」と語りました。
ベーチェット病は症状に波があり、完治が難しい慢性の病気です。
そのため、平山さんの今後の活動においても制限が必要になることがあるかもしれません。
しかし、彼女は「症状に波があるので、活動に制限が必要になることもあるかもしれませんが、これからも精一杯頑張ります!」と無理のない範囲で活動を続ける意向を示しており、さらに「活動を諦めるという選択は私の中にはなかった」と強調しています。
ベーチェット病とは?
ベーチェット病は、血管の炎症によって全身にさまざまな症状を引き起こす病気です。
具体的には、口腔や皮膚、関節などに炎症が現れたり、時には視覚障害を引き起こすこともあります。
症状は個人差が大きく、症状が重い場合は生活の質に大きな影響を与えることも。
残念ながら、この病気は根治が難しく、治療は症状の抑制を目的とした長期的な管理が中心になります。
ベーチェット病の概要
ベーチェット病は全身性の炎症性疾患で、口腔粘膜の潰瘍、外陰部潰瘍、皮膚症状、眼症状が特徴です。
これらの症状は患者ごとに異なる組み合わせで現れ、再発を繰り返すことが多いです。
特に眼症状は失明リスクがあるため、早期の診断と治療が重要とされています。
1937年にトルコの皮膚科医Hulsi Behçetによって報告され、シルクロード沿いの地域で多発していることから「シルクロード病」とも呼ばれています。
ベーチェット病の症状
この病気の一般的な症状には、強い痛みを伴う口腔潰瘍、視力低下や失明のリスクを伴う眼の炎症、痛みを伴う結節性紅斑やにきび様の皮疹、そして外陰部潰瘍があります。
また、副症状として関節炎や消化器病変、血管病変、神経病変が現れることもあり、患者の生活に深刻な影響を及ぼすことがあるため、早期の診断と治療が求められます。
ベーチェット病の治療法
薬物療法としてコルヒチンが第一選択薬とされ、特に口腔潰瘍や皮膚症状に効果的です。
眼症状にはステロイドの点眼薬や結膜下注射が使用され、皮膚や粘膜には局所療法が行われます。
さらに関節炎の治療には非ステロイド性消炎薬やステロイドが用いられます。
また、重症例にはインフリキシマブなどの生物学的製剤が注目されています。
ベーチェット病の生活への影響
ベーチェット病の管理にはストレスの軽減が重要で、適度な運動や規則正しい生活が推奨されます。
特に口腔潰瘍を防ぐために、口腔ケアや刺激物を避けることが有効です。
栄養バランスの取れた食事も、全体的な健康維持に役立ちます。
まとめ
平山遊季さんの突然の病気公表に、ファンからは驚きとともに多くの励ましの声が寄せられています。
ファンにとっても心配なニュースですが、平山遊季さんが無理をせず、自分らしく活動できる環境が整うことが期待されています。
病気と闘う彼女の姿を見守りながら、共に歩んでいくことが、彼女にとって大きな力となるのではないでしょうか。